2008年1月1日から3月23日で4.648例の発症があり、都道府県では神奈川、東京都、福岡に次いで北海道の発症が多い。
年齢別では、15~19才、1,139例(24.5%)、10~14才 892例(19.2%)、
20~24才 638例(13.7%)、0~4才 612例(13.2%)、
25~29才 492例(10.6%)、5.9才 384例(8.3%)の順となっている。
15~29才で50%を占めている。
ワクチン接種歴のない人が2,213例(47.6%)と多いのは納得できるが、1回接種1.096例(23.6%)と免疫力が落ちていることを示している。
これから4月中旬から5月にかけて本格的に麻疹の流行期を迎える。中学・高校・大学・好発年齢層の集団生活施設内での発生に注意すること。
- 初発の段階で適切な対策をとる
- 集団発生が起こってからでは遅い
- 地域的な流行に発展した時には広範な年齢層に対するワクチンの接続勧奨を自治体単位で行なう対策しか有効な手段はない
2008年4月1日より、1回しかワクチンを接種していない年齢層に対する補足的ワクチン接種を目的とした5年間の期限付き措置として、第3期(中学1年生相当年齢)、第4期(高校3年生相当年齢)の定期予防接種があります。
接種対象者がこの機会を逃すことなく、ワクチン接種を受けることができるように正確な情報伝達を入手して欲しい。学校現場での積極的な接種勧奨が重要である。
参考までに、麻疹(はしか)の知識
- 麻疹ウイルスで起こる感染症
- その症状は、
10~12日間の潜伏期を経て
カタル期(2~4日間)
発疹期(3~5日間)
回復期へと至る
39℃前後の高熱と耳のうしろから始まって体の下方へと広がる赤い発疹を特徴とする全身性疾患。麻疹経過中に肺炎、脳炎、中耳炎、心筋炎の合併症がみられることもある。
- 麻疹は接触感染、飛沫感染、空気感染で感染する。
- 予防法はワクチン接種以外にはない。
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