メタボとLDL-コレステロール
第8回動脈硬化教育フォーラム(2月3日於大阪)で九州大学の清原 裕先生は、メタボと心血管病発症の関連を検討した。
① メタボの診断基準の腹囲に関して、男性は90cm以上が最も適している。
心血管病発症の有意な危険因子になるのは久山町の一般住民40才以上の
2452人を対象に1988~2002年の調査から。男性腹囲90cm未満に比べて、
90cm以上の相対危険は1.8倍。
② アテローム血栓性脳梗塞では、LDL-コレステロールが150.4㎎/㎗以上で発症率が有意に高くなった。
③ LDL-コレステロール高値だけでも脳血栓症、虚血性心疾患の危険因子となる。
④ 肥満にリスクが積み重なると罹患率を引き上げる。
要約すると、
① 心筋梗塞などでは、男性の腹囲は現在の基準の85cm以上より、90cm以上の方が適している。
② LDL-コレステロールは、動脈硬化性の脳梗塞と関係が深い。
③ コレステロール全体より、LDL-コレステロールの値が脳梗塞や心筋梗塞の危険因子としての価値が高い。

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