人間ドックの掛かり方
先日妙齢の婦人から質問されたので一般の方々にも参考になるかと思い、ここにその内容を載せます。
質問1 人間ドックでは何を検査するのですか? できれば具体的に。
答 え 身体的チェック、身長・体重・最近では腹囲が加わりました。
① 握力・視力・聴力・肺活量・血圧
事前に家族の方々の病気、御自分の病歴など簡単な質問項目があります。
② 検査内容は、検尿、検便、血液検査、胃、肺、心臓、肝、胆のう、腎などを
レントゲン、超音波を使って検査します。
③ 心電図(動いたあとの心電図や必要に応じて24時間心電図を行います)
胸部レントゲン
胃の検査(バリウム、内視鏡、特殊なものとしてCTでも可能)
超音波(エコー)検査(胆のう、肝、膵、腎、脾、甲状腺、乳房、前立腺)
*大腸の検査 (バリウム・内視鏡・特殊なものとしてCTでも可能)
*CT検査 (肺、胸、胸部、肝、胆、膵、腎、脾、甲状腺、乳房、前立
腺、膀胱)
*3DCT検査 (脳、心臓の血管の走行、血管の異常など)
*骨密度検査
*マンモグラフィー(乳房のレントゲン検査)
*はオプションで希望されて検査するものです。
胃・大腸の検査はバリウムを使用したり、内視鏡ではカメラを使用するので、
苦痛を伴うことがあります。
CT・超音波検査は全く苦痛はありません。
質問2 何歳ぐらいから受けたらいいでしょう?
答 え 初回は30歳の時に先ずは受けられてはいかがでしょう。何も異常がなけれ
ば35歳に2度目を。40歳過ぎたら、1~2年に1度は定期的に受けるように
勧めますが、出来れば規格的ではなく個人に見合った受け方を相談される
のがいいと思います。
質問3 人間ドックの検査で充分ですか?
答 え 残念ながら充分とはいえません。
どんな生活習慣(主にタバコ、アルコール、食べ物)や家族歴(両親・兄
弟姉妹・祖父母の病気履歴)などから、甲状腺・大腸検査や肺・糖尿病
などの検査の追加を人間ドック検査と別に勧めることがあります。
質問4 人間ドックの結果を実際にどう利用していけばいいのですか?
答 え 一番大切で肝心なことです。 2つに分けて考えます。
ひとつは、脳・心臓の循環機器に対しては、食事・運動など生活
習慣と結びつけて指導を受けることです。その指導も一回ではなく、計
画的に継続して受けることが必要で、その為には余り難しい、煩わしい
ものではないこと。医師・保健士・管理栄養士などの資格者からの指導
で、しっかりした内容のものであることも大切です。
その2は、がんに対しては、人間ドックで疑わしいところがあれば、
さらに検査をすすめることです。また、アルコール多飲、タバコを吸う
習慣のある人、肝炎のウィルス、ピロリ菌の有無、特に検査で異常を指
摘されなくとも、体重減少や継続するセキやタン、微熱など今までにない
変調があれば医師と相談することを忘れないように。
がんも早く見つければ治る時代になりました。しかし、特に難治性が
んといわれる膵臓、胆のう、肝臓、肺がんについては3年に1度はCT
などの精密な検査を勧めます。増えているがん、女性なら乳がん、男
性は前立腺がんは早い時期にみつける方法がありますので、積極的
に申し出て受けるようにしましょう。
こんな質問を受けました。説明したことをそのまま書きましたので、落ちていることがあると思います。また、何かお聞きになりたいことがあれば、どうぞ御質問ください。
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コメント
理事長さま、こんにちは。妙齢の未婚女性です。妙齢になってきたので人間ドックを検診したいとおもっていたのでとても参考になるブログでした!まず、体重が難関で!!その後の腹囲が第2のハードルになりそうです。それ以外の痛みなどには耐えられそう...。人間ドックをしてくださる先生方は女医さんなどでもしていただくことはできるのでしょうか?妙齢ゆえに、、恥ずかしかったりする事もあるのです。35歳を越えた今、じつは二回連続で検診した方がいいのでしょうか?思い立ったが吉日ですぐに検診すべきですか?それとも病気の気配はないのであとにのばしてもいいのでしょうか??
投稿 曙のボブ | 2007年10月22日 (月) 16時06分