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2007年10月30日 (火)

 カナダ Capital Health の6病院から、成人肺炎患者の
データを分析し、肺炎球菌ワクチン接種歴のある患者と未接
種の患者を比べて、死亡または集中治療室入院(ICU)の割
合が40%低いことが報告された。

 死亡またはICU入院は
   未接種群  2,655 例中  551 例  (21%) に対し、
   接種群    760  例中  73 例  (10%) 
 と有意に少なかった。

(慶友会より)
  これからの季節 インフルエンザが流行し、肺炎になる人も
増えると予想されます。肺炎ワクチンは3~5年は効果が持続
すると言われます。肺炎ワクチンを受けられるようにすすめます。

   

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2007年10月24日 (水)

 腹囲が男性85cm、女性90cm以上をメタボリック症候群の
診断基準の妥当性について、日本肥満学会では見解を出し
た。
 腹囲径基準値は内臓脂肪面積100cm²に相当する値を算
出したもので、これはCTなどによるものから得られている。
 欧米では内臓脂肪のデータが十分でないため(皮下脂肪
も含まれる)、BMIに基づいて決められており、男性と女性
で腹囲径に差があっても不思議ではないという。
 
私もこの意見に賛成で、2008年4月の特診ではこの方式で
スタートさせればいい。エビデンスの積み重ねが必要ならま
た専門家が議論してくれればいい。
 いろんな意見もあるだろうが、この時点で余り混乱させない
方がいい。肥満学会の判断に賛成。

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ご質問にお答えします。

 妙齢の未婚女性からの早速のメール感謝します。
ご質問にお答えします。

質問1 人間ドックをしてくれる先生を女医先生に希望したいのですが?

答 え  ①検査は専門の医師、検査技師により行われますが、婦人
     科(子宮細胞診)は女医先生(婦人科専門医)により行われて
     います。
      ②一往は、曜日によって説明する先生が決まっていますが、
     早めに申し出てくれれば、女医先生による説明は可能です。

質問2 35歳を過ぎた今、連続して受診した方がいいでしょうか?

答 え  35歳過ぎても、50歳でも連続して同じ検査を受ける必要があ
     りません。定期的に1年に1度受けられてはいかがですか。
      何回か検査を受けていく内に、先生と相談して、どんな検査
     をどの位の間隔で受けたらいいか、つまり自分に合った検査
     の受け方をつくっていくといいでしょう。

質問3 すぐ受診したらいいか、何か症状がでてからでいいでしょうか?

答 え   人間ドックは何か症状が出てから受けるものではありませ
     ん。何も自覚症状はないが、隠れた病気がないかどうかのチ
     ェックです。毎年定期的に誕生日とか、何かの記念の日とか
     定めて受けられるといいでしょう。

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2007年10月 9日 (火)

人間ドックの掛かり方

 先日妙齢の婦人から質問されたので一般の方々にも参考になるかと思い、ここにその内容を載せます。

質問1   人間ドックでは何を検査するのですか? できれば具体的に。

答 え   身体的チェック、身長体重・最近では腹囲が加わりました。
  ① 握力視力聴力肺活量血圧
     事前に家族の方々の病気、御自分の病歴など簡単な質問項目があります。
  ② 検査内容は、検尿、検便、血液検査、胃、肺、心臓、肝、胆のう、腎などを
    レントゲン、超音波を使って検査します。
  ③ 心電図(動いたあとの心電図や必要に応じて24時間心電図を行います)
          胸部レントゲン
    胃の検査(バリウム、内視鏡、特殊なものとしてCTでも可能)
    超音波(エコー)検査(胆のう、肝、膵、腎、脾、甲状腺、乳房、前立腺)

    *大腸の検査 (バリウム・内視鏡・特殊なものとしてCTでも可能)
    *CT検査   (肺、胸、胸部、肝、胆、膵、腎、脾、甲状腺、乳房、前立
              腺、膀胱)
    *3DCT検査 (脳、心臓の血管の走行、血管の異常など)
    *骨密度検査
    *マンモグラフィー(乳房のレントゲン検査)

     *はオプションで希望されて検査するものです。

   胃・大腸の検査はバリウムを使用したり、内視鏡ではカメラを使用するので、
   苦痛を伴うことがあります。 
   CT・超音波検査は全く苦痛はありません。

質問2  何歳ぐらいから受けたらいいでしょう?

答 え  初回は30歳の時に先ずは受けられてはいかがでしょう。何も異常がなけれ
          ば35歳に2度目を。40歳過ぎたら、1~2年に1度は定期的に受けるように
     勧めますが、出来れば規格的ではなく個人に見合った受け方を相談される
     のがいいと思います。

質問3   人間ドックの検査で充分ですか?

答 え   残念ながら充分とはいえません。
     どんな生活習慣(主にタバコ、アルコール、食べ物)や家族歴(両親・兄
     弟姉妹・祖父母の病気履歴)などから、甲状腺・大腸検査や肺・糖尿病
     などの検査の追加を人間ドック検査と別に勧めることがあります。 

質問4   人間ドックの結果を実際にどう利用していけばいいのですか?

答 え   一番大切で肝心なことです。 2つに分けて考えます。
      
       ひとつは、脳・心臓の循環機器に対しては、食事・運動など生活
      習慣と結びつけて指導を受けることです。その指導も一回ではなく、計
      画的に継続して受けることが必要で、その為には余り難しい、煩わしい
      ものではないこと。医師・保健士・管理栄養士などの資格者からの指導
      で、しっかりした内容のものであることも大切です。
       その2は、がんに対しては、人間ドックで疑わしいところがあれば、
      さらに検査をすすめることです。また、アルコール多飲、タバコを吸う
      習慣のある人、肝炎のウィルス、ピロリ菌の有無、特に検査で異常を指
      摘されなくとも、体重減少続するセキやタン微熱など今までにない
      変調があれば医師と相談することを忘れないように。 
       がんも早く見つければ治る時代になりました。しかし、特に難治性が
      んといわれる膵臓、胆のう、肝臓、肺がんについては3年に1度はCT
      などの精密な検査を勧めます。増えているがん、女性なら乳がん、男
      性は前立腺がんは早い時期にみつける方法がありますので、積極的
      に申し出て受けるようにしましょう。

 こんな質問を受けました。説明したことをそのまま書きましたので、落ちていることがあると思います。また、何かお聞きになりたいことがあれば、どうぞ御質問ください。

     

     

  

     

              

 

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2007年10月 5日 (金)

東京タワーが11月14日ブルーになる

 国連で11月14日を「世界糖尿病の日」と定めた昨年12月の国連決議について、「糖尿病撲滅への戦いの転機」ととらえている。

 糖尿病対策に取り組む世界的な動きが加速されるだろう。

 日本では11月14日に、糖尿病戦略のシンボルである「ブルーマーク」にちなみ、東京タワーをブルーにライトアップするイベントが行われる。

 期待して待ちたいと思います。

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2007年10月 4日 (木)

確実に血圧をさげるのがいい

 なかなか脳卒中、心筋梗塞が減らないのが悩み。
危険因子は皆わかっているし、どうすればいいかも理解している。
  確実に減少しない理由を、開業医が指摘していた。

 高血圧の管理について
        ① 理想とする血圧は 130/80 mmHg
        ② 年齢・糖尿病との関係でみると
            若 年 層        130/85   未満
            65歳以上        140/90   未満
            糖尿病があれば    130/80 を目標に。

 その開業医の説明は
        ① 理想の血圧は   130/80 、これは同じ。
        ② 目標血圧を
             若年 者なら       120/80  台
             65歳以上 なら     130/80   台
             糖尿病では       120/70 台 
 さらに詳しく高齢者を分けると、
             65-75歳までは    140/90 
             75歳以上 なら     150/90    まで確実に降圧する。

 私もそれに習って患者さんには指導しています。
専門の先生はどの薬の選択かに頭がいくでしょうが、確実に血圧をさげることが第1と考えます。
 専門の先生は言います。「血圧2mmHg降下で脳卒中を10%減らせる。また心筋梗塞も7%は抑制できる」と。

 それなら、やはり一番大事なのは目標血圧をしっかり定めて、そこまでは下げるのが一番なんだ。 
 

     

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非アルコール性脂肪肝は糖尿病の危険因子

 高脂肪・高カロリー食の食生活の欧米化で、アルコールを飲まない人の脂肪肝が増えている。

 産業医科大学の柴田道彦先生は、40歳以上の男性3000人を対象に検討した。
 その結果、日本人の中年男性でアルコールを飲まない脂肪肝の人は、糖尿病発症リスクは5倍高いことが認められた。

 脂肪肝は糖尿病発症の重要な危険因子である。

                                Medical Tribune 2007年 9月27日

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