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2007年9月28日 (金)

肝臓がんは、なぜ女性より男性に多いか?(サイエンス2007年7月6日、ニュートン2007年11月)

 肝細胞がん(肝臓がんHCC)は、大半が男性である。マウスに発がん剤「DEN」で発症する肝臓がんも雄が多い。
 カリフォルニア大学(米)のナウグラー博士らは、DENを与えると、「インターロイキン6(IL-6)」の血中濃度が高くなることを見出した。またこの時に雌よりも雄の方が濃度が高くなることがわかった。
 IL-6の遺伝子をもたないマウスでは、DENによる肝臓がんの発症に雌雄差は見られなかった。
 女性ホルモン「エストロゲン」を雄のマウスに与えると、IL-6の濃度が低くなる。

 これらの結果から、エストロゲンに似た物質によってIL-6の生成を抑えることで、男性の肝臓がんも予防できるかも知れないと、ナウグラー博士は考えている。

 

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