国際糖尿病連合(IDF)が、メタボリック症候群の日本向け診断基準を改めた。
腹囲の新基準値は「男性90cm、女性80cm以上」で、これは国内基準に比べて男性プラス5cm、女性がマイナス10cm。
日本側は現行基準を変えない考え。当面2つの基準値が併存し、来年からの特別健診(特診)や保健指導でも混乱すると心配する声もある。
因みに、IDFによる人種・性別の腹囲周径の基準を示すと、
・ヨーロッパ系 男性 ≧ 94cm、 女性 ≧ 80cm
・南アジア 男性 ≧ 90cm、 女性 ≧ 80cm
・中国人 男性 ≧ 90cm、 女性 ≧ 80cm
・日本人 男性 ≧ 85cm、 女性 ≧ 90cm
・南アメリカおよび中央アメリカの民族 ・・・南アジアの基準を使う
・サハラ以南のアフリカ人 ・・・ヨーロッパの基準を使う
・東地中海および中東(アラブ)の民族 ・・・ヨーロッパの基準を使う
全て国際基準に合わせる方がいいとはいわないが、どうもこの腹囲周径については、常識的にもすっきりとは受け入れ難い。
国内基準作りの中心メンバーである松沢佑次住友病院長は「腹囲だけでメタボリック症候群が決まるわけではなく一応の目安にすぎない」と反論している。
メタボリック症候群の診断基準の大前提が腹囲周径にあるのだから、この辺は、すっきりと出来れば特診が施行される前に決めなおしてもらいたいと思うが・・・。
参考までに小児メタボリック症候群の診断基準(6~15歳) 2006年度最終案
(厚労省循環器疾患等生活習慣病対策総合研究事業
「小児期メタボリック症候群の概念・病態・診断基準の確立及び効果的介入に関するコホート研究」研究班)
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