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2006年8月29日 (火)

病院は病気より怖い!?

 「病気になっても決してロシアの病院に入院してはダメです」-。
 支局で働くビターリーさんが暗い顔をして言う。
 彼の父親が入院して手術をした際の国立病院のあまりの非人間的な扱いに怒り心頭となったという。
 「看護師の月給は7000ルーブル(約3万円)。それではとても暮らせないから、礼金をせびるのも無理はないのだが・・・」と複雑な表情。
 入院するのも医師は暗におカネを要求し、麻酔薬から手術に必要な品々からはじまって、術後の看病まで毎日謝礼を支払わなければならず、これでは「病院は、病気より怖い」と彼はいう。

(コメント)昨年サハリン視察。医療制度といえるものは全て出来ていないし、公的病院の3ヶ所は、医療機器も備わっていない。超音波が入って胆石が年間30例見つかったというレベル。控えめにいって20年はおくれている。
 今年、モスクワ視察では、ゴルバチョフ以後、医療政策が変わったというが、全くのところ徹底されていない。日系の会社に勤務している人はいいが、保険制度も何人かに聞いても要領を得ない。
 個人で繁華街で開業しているドクターは、自慢して説明する機器は相当に古く、しかも必要なものすら備わっていない現状。
 それでいて、看護師の給料は驚くほど高額(50万以上)。
 ドクターより高いという。何度聞いても金額は同じで、ドクターより看護師を探すほうが難しいと。
 いずれにせよ、首都モスクワでも、日本と比べて10年以上はおくれている。保険制度に至っては、有って無いに等しいこともわかった。
(慶友会)

産経新聞 8月28日「赤の広場で」(内藤泰朗)より抜粋

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2006年8月28日 (月)

8月28日読売新聞の記事より…米で旅客機墜落、49人死亡

米ケンタッキー州レキシントンで27日午前6時過ぎ、米コムエアー旅客機が離陸直後に墜落し、当局発表によると乗客50人のうち1人を除く全員が死亡した。

(慶友会より)かねてから飛行機事故には連続性があるということで懸念していたが、まさにその通りの事態になってしまった。こうした事故を個人単位で予防するのはほぼ不可能に近く、各航空会社の努力に委ねられるところが大きい。とにかく、痛ましい事故がこれ以上起こらないよう祈るばかりである。

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2006年8月26日 (土)

8月26日付 産経新聞の記事より:ビール1杯で顔真っ赤 食道がん“危険度”8倍以上

ビール1杯で顔が赤くなる人は、普通に酒が飲める人と比べ、食道がんになるリスクが少なくとも8倍以上にのぼることが、国立病院機構大阪医療センター(大阪市中央区)の辻仲利政・外科科長らの研究グループの調査で明らかになった。 

 辻仲科長らは東京と大阪の食道・頭頸部がん患者約400人、健常者約1400人を調査。その結果、顔の赤くならないタイプの人が少量飲酒した場合に比べ、赤くなるタイプの人は8.84倍もの食道がんの発生リスクがあり、さらに1日3合以上飲酒すると、実に114倍ものリスクがあることが判明した。

 辻仲科長が、経験から指摘する「食道がんにかかる典型的な例」は、営業職などに配属され、酒が弱いのに、接待など付き合いで無理に飲むようになり、次第に普通に飲めるようになるケースという。

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2006年8月23日 (水)

産経新聞 8月23日付の記事より

 サンクトペテルブルクに向かっていたロシア・プルコボ航空の旅客機が22日、ウクライナ東部に墜落した。乗員乗客あわせて171人の生存は絶望的であり、その中には帰省中の子供45名が含まれていたとのことである。

 (慶友会より)まことに痛ましい事故である。
ロシアでは今年7月にも飛行機の墜落事故が起こっており、また5月にはアルメニアの航空機が墜落している。
 こうした飛行機事故には連続性があることもあるが、利用者側での備えは難しく、事故が起こらないよう祈るばかりである。

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2006年8月 9日 (水)

鳥インフルエンザ、中国での発生は03年11月

8月9日 産経に『中国で03年、鳥インフル感染死』と見出し記事があった。
内容は、「中国衛生省は8月8日、2003年11月に肺炎などの症状を起こし死亡した男性が高病原性鳥インフルエンザ(H5N1型)に感染していたことを確認したと発表した。」というもの。

パンデミックに対しては、素早い情報公開とそれに対する対応処置にあり、この中国政府の態度は、納得いかない。
どうしていまさら発表したのかも含めて、この記事の持つ意味は何なのか?
国際社会の常識の中で、中国のやり方をどう考えていったらいいのだろう。

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成人男性の死亡率における、社会階級および喫煙の有無による差異 - イングランド、ウェールズ、ポーランド、北アメリカの自然死亡率の間接的評価

調査を行った4カ国全てにおいて、35~69歳の成人男性の社会的上流層と下級層のふたつの集団では死亡率に違いが見受けられた(社会階級による差異を調査したイングランドとウェールズでは上流層21% - 下流層43%、収入の違いによるものを調査したカナダでは21% - 34%、学歴によるものを調査したアメリカとポーランドではそれぞれ20% - 37%、26% - 50%。4カ国平均で上流層22% - 下流層41%と、19%の差異)。

また、この2つの層の死亡率の違いのうち半数以上は、喫煙による疾病での死亡率による(イングランドおよびウェールズでは4% - 19%、カナダでは6% - 13%、アメリカでは4% - 15%、ポーランドでは5% - 22%。4カ国平均は上流層5% - 下流層17%で、12%もの差異がある)。

喫煙によって引き起こされたとする成人男性の死亡率は、どの国の下流層でも男性の死亡率の半数近くにものぼる。

研究に携わったのはPrabhat Jha医師(トロント大 聖ミカエル病院 臨床栄養・危険因子センター)、Richard Peto博士、Jillian Boreham博士(オクスフォード大 臨床試験科・疫学研究科)、Witold Zatonski医師(ワルシャワ キュリー夫人記念ガンセンター・腫瘍学研究所)、Martin Jarvis科学博士(ロンドン大 疫学・厚生部)、Alan D Lopez博士 (ブリスベン クイーンズランド州立大 健康学科)である。

The LANCET誌 368号より抜粋

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2006年8月 7日 (月)

7月14~15日 第13回マクロライド新作用研究会から                                                インフルエンザ治療 クラリスロマイシンとタミフルの併用について

○ 徳島大学の木戸博教授の発表から

 インフルエンザ治療で、「タミフルは少量のウイルス感染に防御能を示すが、多量ではあまり効果が期待できない。大規模流行では、多量のウイルスにさらされるとすると、タミフルの効果はあまり期待できないことになる」という。
 また予防策の1つであるワクチン皮下注射は、血液中のIgG(抗体)を増加させるがインフルエンザウイルスの侵入する気道粘膜でウイルスを防御するIgA(抗体)はほとんど増やさない。

 ここで「マクロライド系抗菌薬(クラリスロマイシン)は気道の繊毛運動改善効果、気道の粘膜免疫増強効果作用があり、注目される」と。

 クラリスロマイシンを投与したマウスでは
i ) ウイルス量の増加が抑制された
ii)生存率が改善した

インフルエンザ患者の治療に、タミフルと併用して症状改善や早期の治癒を促進する方法も治療法の1つの選択肢となるだろう。

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1歳未満のアレルギー性鼻炎、環境中のたばこ煙により劇的に上昇

シンシナティ大学環境衛生学の Jocelyn Biagini らの疫学チームは、1歳未満の乳児のアレルギー性鼻炎発症リスクは、家庭のカビではなく副流煙により劇的に上昇することをPediatric Allergy Immunology(2006;17:278-284) に発表した。

Biagini氏は「1日20本以上の副流煙にさらされた乳児は、副流煙にさらされなかった乳児に比べ1歳の誕生日までにアレルギー性鼻炎の発症リスクが約3倍高いことがわかった」と述べた。

(Medical Tribune 8月3日号より抜粋)

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