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2006年4月 8日 (土)

メガリン?

 アルツハイマー病に似た症状を示すマウスで、身体運動が知能の低下に歯止めがかかるという結果が発表されていた。
これに興味をもった、スペイン・カハール研究所の、Ignacio Torres-Alemanらは、アルツハイマー病の一因と考えられている分子をマウスの脳から血流中に排出するうえで役立つタンパク質の濃度が、身体運動によって倍増することを見つけた。
 このタンパク質が「メガリン」。
 これが有害な作用を及ぼす「アミロイドベータ」を脳から排出する作用がある。
アミロイドベータは、アルツハイマー病患者の脳内では、いたるところに沈着しているのでその原因の1つと考えられているもの。
 また「メガリン」は、神経細胞の健康を保つうえでも、役立っていることがわかってきた。
 さらにTorres-Alemanらにより、脳内のメガリン濃度を上げると、マウスの知能が部分的に改善すること、正常なマウスではメガリン濃度は加齢によって低下することもわかった。

 「メガリン」の発見により、脳の健康維持に役立つ新薬を開発する道が開かれたと、米国、国立老化研究所の、Mark Mattsonらは述べている。そのMattsonらは別の研究で「頭の回転を保ち、ほっそりとした体型を維持することが、アルツハイマー病を始めとする、脳疾患を予防するうえで役立つ可能性」を見出している。

-運動すればアルツハイマー病が防げる-

http://www.nature.com/news/2005/051128/full/051128-14.html

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