ワクチンは積極的に疾病を予防するが、課題として安全性と有効性の問題がある。
フィンランド国立保健福祉研究所の副所長Juhani Eskolaは「100%安全なワクチンなど決してない」という。
メディアは、副作用についての報道は大きく扱うが、その真偽の決着については、ほとんど知らせない。
インフルエンザワクチンというギラン・バレー症候群についてもそうで、これは今でも一貫した関連は見つかっていない。
ワクチンのリスクの計算をCDC(米国疾病対策センター)を参考にあげてみる。
一部のワクチンには、よく起こる軽度の副反応リスクがある。少数のワクチンには、もっと深刻な副反応のリスクがあるが、めったに発生しない。
1.よく起こる:100回の接種につき2件以上
多くのワクチンでは、注射箇所の赤みや腫れ、痛み、それに微熱が普通にみられる。 吐き気や嘔吐、下痢の報告もある。
2.多少起こる:100回から10万回に1件
高熱が出る割合はこの程度で、麻疹、流行性耳下腺炎、風疹の三種混合ワクチン(MMRワクチン)などによって起こる熱性痙攣(3000回に1件)がその例である。
3.まれに起こる:10万回から100万回に1件
ロタウイルスワクチンは初回接種10万回につき腸重積が1件発生するといわれる。
一部のワクチンに対する深刻なアレルギー反応は、概してこれよりも少なく、100万回につき1件程度である。
4.未確定:データが不十分
麻痺性疾患であるギラン・バレー症候群は、一部の季節性インフルエンザと関係付けられているが、因果関係は確定されていない。
この時期から、インフルエンザワクチン、肺炎球菌ワクチンをうけよう。65才以上は全員、その他呼吸器疾患など不安がある人は、早めに10月から11月中には接種するようにすすめます。
ワクチンのリスク計算でも未確定で、はっきりした因果関係のある副作用は、注射箇所の赤みや、微熱程度で、重篤なものはみられていません。
肺炎球菌ワクチンは5年に1度、インフルエンザワクチンは毎年受けてください。
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